独創性豊かな表現力を持つジャズピアニストRINA。
コロナの影響で活動の拠点を日本に移して、国内外の活動を再スタートしました。
アメリカへの思い、日本で出会った異なるジャンルの音楽から得たインスピレーションなどが、今、新たなRINAの音楽を生み出しています。
待望のセカンドアルバム『Transparent Blue』。
3年前のデビューアルバムが第13回CDショップ大賞2021『ジャズ賞』を受賞したRINA初の全曲オリジナルによる「ピアノ・ソロアルバム」。
タイトルの『Transparent Blue』とは、"透明な青"、それは自由を象徴する色でもあります。
今回のアルバムについて、「ジャンルを超えた自由で色彩に溢れた音楽を届けたい」と語るRINAの 創り出すオリジナル曲は、ジャズのフィーリングを持ちつつも、音楽ジャンルの枠にとらわれない豊かなファンタジーにあふれています。
メロディアスに歌い、時にリズミックな響きを奏でるRINAのオリジナル曲は、透明感溢れる響きによって、聴く人の心を捉えて離しません。
「コロナ禍」で疲れた人々のこころを癒し、希望を与える必聴のアルバムといえるでしょう。
アルバムタイトルでもあるTransparent Blue(透明な青=自由を象徴する色) を始め、 RINA’s Blues Etude /Memories /Prelude 他、全10曲を収録予定。
独創性豊かな表現力によって生み出された全曲オリジナル作品による最新録音。
テレビ埼玉情報番組『NEWS545』『NEWS930』のエンディングテーマも収録!
<CD発売情報>
アルバムタイトル:Transparent Blue
発売日:2023年5月17日
価格:3,300円(税込)
品番:WIST-0001
制作・発売:株式会社ウィステリアプロジェクト
販売:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
Transparent Blue リリース記念『RINAピアノ・ソロ・コンサート』
2023年5月20日(土) 銀座王子ホール
2023年2月25日(土) イープラスにてチケット発売開始!
https://eplus.jp/RINA/
Next Live
2/28 RINA Trio at 神楽坂 The Glee
日付:2月28日 (火)
時間: open 6:00PM / Start 7:00PM
出演者: RINA (piano) 佐藤潤一 (bass) 小田桐和寛 (drums)
会場: 神楽坂 The Glee
料金: 4,500円
詳細: http://theglee.jp/schedule/rina-trio/
RINA
ジャズピアニスト
埼玉県出身
国立音楽大学にてジャズピアノを小曽根真に師事。
2015年バークリー音楽大学のオーディションを受け、学費全額免除を獲得し入学。在学中、ジャズ・パフォーマンス・アワードを受賞。ラルフ・ピーターソン率いるバークリー選抜学生カルテットのピアニストに抜擢され、4日間スイスのベルン・ジャズ・フェスティバルに出演した。その他フランスのナンシー・ジャズフェスティバルにも出演。
2017年ジャズ雑誌"JAZZ JAPAN"の"2010年代に頭角を現した新鋭アーティスト60"に選出。
2018年 エリス・マルサリス国際ジャズ・ピアノ・コンペティション2018にて13カ国/160 以上の参加者の中から7人のファイナリストに選ばれ、エリス・マルサリス、ブランフォード・マルサリス、アルトゥーロ ・オファリル、ジョン・バティステが審査する中、第2位受賞、並びに最優秀作曲賞を受賞した。「RINAのオリジナルは際立っていた」とグラミー・ウィナーのアルトゥーロから、「彼女の発する音のストーリーに我々は聞き入った」とエリス・マルサリスから賞賛を浴びた。
同年、バークリー音楽大学を卒業し活動の拠点をニューヨークに移す。
米CBSの人気テレビ番組「ザ ・レイト ショー・ ウィズ・ スティーブン ・コルベア」にてジョン・ バティステのバンドの一員に抜擢され3日間連続出演。オバマ大統領夫人のミシェル・オバマをゲストに迎え演奏を披露した。また、ボストン・ミュージック・アワード2018ではテリリン・キャリントンやティア・フラーの名前が並ぶ中、ジャズ・アーティストオブ・ザ・イヤーにノミネートされた。
2019年、7 ヴァーチャル・ジャズ・クラブ・コンテストにて世界第3位受賞。
Dizzy’s Club Coca-Colaで開催されたエリス・マルサリス・プレゼンツ・ウイナーズ・コンサートに出演し、満場の聴衆から大喝采を得た。また4月にはワシントンDCの老舗ジャズクラブ、ブルーズアレイと日本大使館が共同して主催する『第6回 ジャパニーズ・ジャズ・シリーズ』に招かれ出演。今後の注目株としてメディアに取り上げられた。
同年、ヤマハ・ミュージック・エンタテイメント・ホールディングスと全世界マネージメント契約し、更にチック・コリアやモンティ・アレキサンダーと同様、ヤマハ・アーティストとしてエンドース契約を結ぶ。
2020年9月2日、小曽根真プロデュースによるオリジナルアルバム『RINA』でデビュー。
2021年 ファーストアルバム『RINA』で第13回CDショップ大賞2021でジャズ賞を受賞した。コロナパンデミックのため帰国、RINA Trioを佐藤潤一(bass)、小田桐和寛(drums)を結成。浜松ジャズウィーク・ヤマハジャズフェスティバルメインステージに出演し、数多くのメディアに取り上げられた。
2022年6月米ロチェスターインターナショナルジャズフェスティバルへ招聘され、ソロ演奏で観客を魅了、スタンディングオベーションで拍手が鳴り止まないステージとなった。それはメディアでも取り上げられ「リナのソロピアノ演奏は強力な感情を伝える特別な能力を持っている、彼女の作曲はジャズ、クラシック、日本人の音を融合させ忘れられない体験をさせてくれる…」などと地元の記者が伝えている。エリックミヤシロ率いるブルーノート東京オールスター・ジャズ・オーケストラのピアニストとして共演を果たす。
同年11月RINA Trioとして丸の内Cotton Clubへ初出演し、満員の聴衆からスタンディングオベーションに夜大喝采を浴びた。現在、ソロピアノ、デュオ、トリオ、ビッグバンドなど幅広いスタイルで演奏活動を全国で繰り広げる。
主な受賞歴
2016 バークリー音楽大学よりジャズ・パフォーマンス・アワード受賞
2018 エリス・マルサリス国際ジャズ・ピアノ・コンペティション第2位受賞
2018 エリス・マルサリス国際ジャズ・ピアノ・コンペティションより ”ザ・ニュー・ジャズ・エージェンシー・チコ・アンド・ルーペ・オファリル・アワード 最優秀作曲賞” 受賞
2018 ボストン・ミュージック・アワード2018よりジャズ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーにノミネート2019 セブン・ヴァーチャル・ジャズ・クラブ・コンテスト 世界第3位受賞
2021 ファーストアルバム『RINA』 第13回CDショップ大賞2021でジャズ賞受賞
限りなく透明な白いキャンバスで描くFreedom&Colorの音楽がこころに響く、RINAの音楽。
コンポーザー&ピアニストのRINAさんは、不思議な音楽家です。
その創り出す音楽は、研ぎ澄まされた感覚としなやか感性に彩られ、色彩感に溢れています。RINAさんのオリジナル曲は、聴く人のこころの奥底にストンと収まってしまう居心地の良さがあります。 湧き上がる感情や想いをけして剥き出しにせず、限りなく透明な白いキャンバスに一度落とし込みます。そして音から色を感じることが出来るRINAさんは、その感情や想いを色彩感のある音楽に変えながら、これまで培ってきたジャズを始めとした様々な音楽の語法を駆使して、私たちに届けてくれるのです。
(檜山乃武/音楽ライター)